痩身エステの種類と主な施術内容とは
揉みほぐして痩せる「オールハンド痩身」
人の手を使って全身を揉みほぐし、リンパの流れをスムーズにさせるオールハンド痩身は、程良い力加減で、その調整も細かく行うことができます。そのため、痩身エステの中でもオールハンドは強い痛みを感じにくく、気持ちが良いとして人気が高いです。オールハンドであれば誰でもその人に合った力加減でマッサージをしてもらうことが可能なため、その効果もより実感しやすいというメリットがあります。また、何度もそのエステを訪れているうちに、エステティシャンの方もその人に合ったエステの方法を身につけるようになってきます。このようなことは、専用の痩身器では簡単ではありません。機械の場合、エステの途中で痛みを感じても力加減を調節することは難しいですが、人であれば瞬時にその人に合った強さで的確に揉みほぐしてくれるため、より確実性を求める方、細かく注文をしたいという方におすすめです。
吸引する痩身エステ「カッピング」
カッピングとは、ガラス状のカップを痩せたい部分に置き、そのカップの中の空気を抜くことで皮膚が吸引され、滞った血液やリンパ液を流すという施術方法です。これを行うことで血液の循環も活発になり、新陳代謝を活性化されるため、スッキリとした身体になります。強く吸引されるため、カッピングによってできた痕は一週間近く消えないことがあります。カッピングを利用する場合には、そのようなことを考慮した上で行うようにしてください。また、血液の循環が良くないという方ほど、カッピングの痕が濃くなり、痕が消える期間も長引いてしまいますが、施術の回数を重ねることで徐々に痕が薄くなってきます。カッピングは痩身だけでなく、健康面にも大変役立ちます。カッピングを行うことでその部分がうっ血し、汚れた血が出てくるため、それをしっかり取り除くと身体から酸素を持たない不必要な血液が除去されます。このような施術を繰り返せば、血管を巡る血液を綺麗でサラサラにすることができ、動脈硬化といったような血管の病気を予防することができます。
身体に電気を流す「EMS」
EMS(Electrical Muscle Stimulation)は、身体に電流を流して行う痩身エステの方法の一つです。その方法とはお腹や太ももなどにパットを貼りつけて、そこに電気を流して筋肉を刺激し、強制的に運動させるという方法です。つまり、EMSをつけたまま、横になっているだけでも筋肉が無意識のうちに動いてくれるため、自ら運動をしなくても筋肉を動かしたことになるのです。運動をすることで得られる新陳代謝の向上も、この痩身エステによって得ることができるため、過度な運動を行わなくても脂肪の燃えやすい身体になります。また、このEMSのメリットは、普段なかなか動かすことのない筋肉も動かすことができることです。例えば、鍛えれば痩せると言われる「インナーマッスル」は、EMSを利用することによって鍛えることができるようになります。この痩身エステは筋肉を動かして痩せる方法となるため、肥満の悩みを根本的に解消してくれるという魅力があります。しかも、筋肉を動かしているところは脂肪が付きにくくなるため、利用し続ければリバウンドのようなリスクが少ないことも魅力です。