• このエントリーをはてなブックマークに追加

アロマテラピーとは目的で行う?

リラックスできるアロマテラピーとは
アロマテラピーは香りによって脳や神経に刺激を与えてリラックスさせたり、気分を変えたりなど、様々な効果を期待して行う自然療法です。
香りには気持ちをリラックスさせたり、スッキリさせたり、やる気を出したりと様々な効果があることが知られており、この効果によって身体や心の状態を健康に保つことができるといわれています。また、香りによってどのような効果があるのか、長年の経験や研究から分かっているため、落ち着きたいときややる気を出したい時などに合わせて香りを使うことができます。西洋では古くから行われている自然療法で、中世ヨーロッパなどでは花を中心としたアロマを用いた様々な逸話が残されています。このアロマテラピーは自宅でも簡単に行うことができるため、アロマテラピーのセットを購入することで自宅でもその効果を実感することができます。しかし、持病をもっている方や妊娠中の方などはアロマテラピーの使用が制限される場合がありますので、利用される前に医師や専門家の相談を受けることが大切です。

種類で効果が異なる
アロマテラピーは効果や効能によって様々な香りが利用されています。爽やかな香りで、ガムや歯磨き粉などにも使われることの多いハーブ系の香りや、甘い香りで芳香剤などにも使われることの多いフローラル(花)系の香り、お線香やお香に代表されるオリエンタル系の香りなど、実に様々です。このそれぞれに特徴的な効果や効能があり、例えばリラックスしたいときはフローラル(花)系の香りのものを選んだり、リフレッシュしたいときは柑橘系の香りを選んだりと今必要としている効果に合わせて香りを選ぶことができます。また、一つの種類だけではなく、複数の種類の香りを組み合わせることでその効果をより高めることもできるといわれています。最初は難しいですが、アロマの扱いに慣れてきたらいくつかの香りを組み合わせて自分に合った香りを探すこともアロマテラピーの醍醐味です。

注意点を知っておこう
アロマテラピーを行う上で注意しなければならないことがいくつかあります。まず上述しましたが、病気の方や妊娠中の方など、体調が普段と異なる方はアロマの使用が制限される可能性があるため、医師の判断や専門家に相談しましょう。一般的に1歳未満の子どもには使用を控え、また香りによる影響が出やすいため、1歳から7歳はオイルの濃度は1%以下にします。8歳から15歳の子どもやお年寄りに使う場合には普通の大人が使う半分ほどの量のオイルにするようにします。エッセンシャルオイルは天然由来の成分ですが、高濃度であるため、直接使用すると肌に悪影響が出たり、気分が悪くなることがあるため、必ず薄めて使います。また、オイルは熱や光などの外部的影響を受けやすいため、保存する場合は冷暗所で保存するようにします。そしてエッセンシャルオイルの使用前にはパッチテストを行い、もし使用後に何らかの異常が現れた場合はすぐに医療機関を受診し、医師の判断を仰ぎましょう。アロマテラピーを行う際にはこれ以外にも注意するべき点がありますが、正しく使うことで様々な効果を実感することができます。